◆リトルリーグとは?
・リトルリーグは少年野球で硬式球を扱うリーグで、発祥地はアメリカです。
使用球はプロ野球と同じ硬式ボールを使用し、イニング数は原則6回までと決められています。
・また、ピッチャーの投球制限や球数による休息制限があり、塁間(18.29m)は野球より短く、選手を守るといった処置もとられています。学年によって2つのチーム (階級)に分かれています。
☆メジャークラス☆
主に小学校5,6年生で構成します。リトルリーガー最高の栄誉「世界一」を目指す大会も開催されています。
★マイナークラス★
年長~4年生で構成します。広島北リトルでは年間4大会ほど出場しています。
◆リトルリーグの良い点♦
・リトルリーグは、アメリカに本部がある国際的な団体ですので、子供の体への負担軽減策を考えたときに、ボールを年齢、学年によって変更するという発想はありません。
・そして、野球のエッセンスをできるだけ損なわないように、かつ、エキサイティングな要素を削がないようにして、子供たちをケガから守るためには?という観点から現在の規格や制限が設けられています。
・つまり、投げる、打つ、守る、の重要な要素は保たれ、メジャーリーグの野球のスピード感と同じ体感でプレーすることができます。
・高学年になると、打席での体感速度は、100㌔~150㌔くらいになり、なおかつ、メジャーリーグ同様に変化球が混じります。硬球は、軟球と比較して変化しやすいので、打者の対応力、バッティング技術は、ますます磨かれていきます。
♦他のリーグとの違い♦
・また、☆学童野球(小学生の軟式野球) ☆リトルリーグ(小学生の硬式野球、米国本部) ☆ボーイズリーグ小学部(小学生の硬式野球 日本本部)の中で変化球が認められているのは、リトルリーグだけですが、ケガを防ぐため、投手~捕手間は短く、投球数制限や捕手交代の制限なども厳しく制限しています。
・そして、塁間がコンパクトな分、高学年の足の速い子供で、左打者では打ってから3秒半ばで一塁へ到達し、右打者では4秒をきります。もう一方で、内野手も同様に塁間がコンパクトな分、打球の体感速度が速いので、高度な打球への反応、そしてスピーディーに送球動作へ移行する自然な動作や技術が培われていきます。
・つまり、最も、巧緻性(技術)や敏捷性が培われるゴールデンエイジの子供達にとって、最も必要で適切な要素、子供の能力を伸ばしてあげる必要な要素がリトルリーグにはあります。